末っ子の次女が一泊。途端におとずれる静寂。
こんにちは。
週末の2日間、次女はお出かけ。
おにぎり二つとからあげとイチゴの入った軽食お弁当を持って、スキーウェアを着込んでいそいそと出かけていきました。
行先は、雪山。いつも通っている習いごとの母体が企画したスキーキャンプに参加することにしたのです。
スキーはもちろん、温泉ありゲーム大会あり。ずいぶん楽しかった様子。
残ったのは父、母、長女、息子。
兄妹喧嘩もなく、
「ねぇー、ひまぁぁ! いっしょに遊ぼうよぉ」
という可愛いけれども何もできなくなってしまう困ったおねだりもなく、
静寂の訪れる珍しい週末となりました。
高校受験の長女、一心不乱に机に向かう
長女は一日中机に向かってカリカリと、過去問を解いている。
高校受験を控えた彼女、試験本番まで2週間を切って、気迫が増してきた!
「なんかさぁ… 高校のことなんだけど。どこに行きたいか、まだわかんないんだよね… ちょっと実際に見に行ってみようかと思ってるの」
と言って、私立も公立も、数々の気になる学校の説明会やイベントに実際に訪れた彼女。
学校の先生からは、保護者面談で
「こんなに高校見学に行っている生徒は珍しいです!」
と驚かれたほど(笑)
最終的に、自分の意志で志望校を決めました。
「入学して、その学校で高校生活を送って楽しんでいるのが想像できたから」
というのが大きかったそうです。
第一志望のその学校は、学力的にはチャレンジ校。
毎月受ける模試の判定も、BかCの間を行ったり来たり。
親のほうもハラハラドキドキ、スリル満点です。
それでも、私も夫も、長女の選択には大賛成でした!
「いい子」の長女
幼いころの長女は、とにかく「いい子」でした。
言われたことをきっちり守って、平和主義。
弟が生まれた時も赤ちゃん返りはあまりせず、
手伝いに来てくれたばあば(私の実母です)と二人でよく過ごしていたっけ。
駄々をこねられて困った!なんて記憶がとんと無かったのです。
でも、ひとつだけ、長女は「選択すること」が苦手でした。
- 休日にどこに行きたい?
- 新しく買うお洋服、どれがいい?
- レストランで何食べる?
聞かれると、こっちを上目遣いにじっと見つめて固まってしまったものでした。
その瞳はまるで、「この答えはなに?」って言っているようでした。
図書館に連れて行っても、膨大な量の絵本を前に、
「どれ かりたら いいの?」
と困惑した表情で立ち尽くしていたのを覚えています。
いつも次女を背中におんぶしながら、チョロチョロしていた息子を追いかけていた、その頃の私。
週末も、夫は仕事で不在なことが多く、しっかり者の長女は当時から頼りになる存在でした。
「ごめん、ちょっとおむつ変えてくるから待ってね」
と言って待ってもらったり、楽しみにしていた外出先でも、
「ごめんね、ゆっくりできなくて…もう下の二人、疲れちゃったみたいだから今日は帰ろう」
といって、早々に引き上げさせられたり。
長女も雰囲気を察してか、あまりにつかれた形相の私を見て、きっとわがままが言えなかったんだよね。
もっとわがまま言わせてあげたかったな。未熟だったなぁ。
余裕のない当時の私、今でも後悔しています。
「あなたが主人公の人生を歩んでほしい!」
幸いなことに下の二人の成長とともに、長女にかけられる時間もずいぶん増えました。
おしゃれでかわいいカフェで過ごす「アオイ家カフェ部」は、部長が発起人の長女、部員が私です。
可愛いケーキやラテアート、内装デザインや雰囲気の良いカフェに出掛けて、二人でまったりしてみたり。
きゅんきゅんする恋愛映画を見に行って、感想を言い合ったり。
小学校5年生の時には、中学受験に挑戦したいと意欲を見せてくれました。
本人はもちろん私もサポートを悪戦苦闘、結果は残念でしたが、とても良い経験になりました。
「これやってみたい!」「私はこれがしたい!」
やってみたいことがあるって、生きる力の原動力な気がします。
「この高校で高校生活を送ってみたい!」
学校資料を握りしめて私たち夫婦に伝えてくれた、彼女の頑張りが報われますように。
悔いのない受験生活を全うできますように。
母の願うことは、それくらいかな。
あと、好きなごはんを作ることかな。
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